フリーランスとして働いていると「この先フリーランスから正社員になる選択もあるのかな」「フリーランスは正社員への転職に不利に働くのか」と一度は考えたことがありませんか。実際フリーランスとして働いている方は、正社員とは異なる「厚い障壁」を感じることがあるようです。内閣官房日本経済再生総合事務局によると、フリーランスの障壁を「収入が少ない・安定しない」と答えた方が59.0%、「1人で仕事を行うので、他人とのネットワークを広げる機会が少ない」と答えた方が17.2%存在します。参考:フリーランス実態調査結果|内閣官房日本経済再生総合事務局一度フリーランスになったものの「安定的に収入が得られる正社員に戻りたい」「同僚と一緒にやりがいのある仕事がしたい」などと悩みを持っている方がいるのでしょう。フリーランスから正社員への転職は、決して不利ではありません。ただしフリーランスから転職を成功させる方法や正しい転職方法を知り、適切に転職活動を進める必要があります。そこで本記事ではフリーランスから正社員への転職について、不利になる人の特徴や転職を成功させるポイントなどを整理していきます。ライフスタイルの変化により将来について考え始めた方や、正社員転職に少しでも興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。フリーランスから正社員への転職が不利と言われる理由まずはフリーランスから正社員への転職が不利と言われる理由を、以下の4点から解説します。入社してもすぐにフリーランスに戻ってしまうのではないか?と思われている組織の中で働けないと思われているマネジメント能力が不足していると思われているフリーランスとして働けなくなったから転職したいと思われいてるなぜフリーランスは転職に不利と言われるのか、冷静に確認していきましょう。入社してもすぐにフリーランスに戻ってしまうのではないか?と思われているフリーランスは正社員として入社しても、再びフリーランスに戻ってしまうと思われている可能性があります。フリーランスは短期間で取引先が変わることが多く、正社員の働き方とは対照的だからです。フリーランスは業務委託として、数多くの企業案件をこなす方が多いのではないでしょうか。数ヶ月間で企業との取引を終えることも、珍しくありません。ゆえに次々に新しい企業案件に取り組むことが普通の感覚になっている可能性があります。様々な企業の仕事に取り組むことが日常的となっているため、1社で長く働く感覚が鈍っているのでは、と思われてしまう可能性があるのです。そのような理由もあって、正社員として転職する際、企業の採用担当者は「長く定着して働いてくれるのだろうか」と疑問を持ってしまうのかもしれません。さらに正社員に転職すると、毎日会社に通勤したりチームで働いたりしなければならないため、フリーランスと比べると働き方の自由度は低いといえます。フリーランスは自由な労働環境に慣れている可能性があり、他の企業に長く勤めている求職者と比べると、採用に不利に働く可能性が高いです。フリーランスの転職の中でも、特に雇用形態や業種が異なる転職の場合、離職率の高さが不安視されるでしょう。厚生労働省の調査によると、令和4年の離職率は15.0%、入職率は15.2%となっていて、0.2%のみ入職率が上回る結果となりました。特に女性の離職率は16.9%と高く、ライフイベントや生活環境の変化が多いことが理由でしょう。参考:令和4年 雇用動向調査結果の概要「入職と離職の推移」|厚生労働省多くの企業で人材不足である昨今、採用担当者は今まで以上に人材の確保を使命としています。離職率が高いからこそ、フリーランスであってもスキルや経験を正しくアピールできれば、正社員転職のチャンスは十分にあります。組織の中で働けないと思われているフリーランスとして働いている方は、組織の中で働けないと思われているかもしれません。フリーランスは自由な働き方をしているイメージが強く、正社員に転職した後、組織のルールに従うことができるのか採用担当者は疑問を持ってしまいます。企業で働く場合、万が一自らが納得していなくても、会社のルールや上司の指示に従わなければならない時があります。一方でフリーランスの場合、自分の判断で仕事の受け方や時間配分を決めることができます。ゆえにフリーランスの働き方が定着していると「上司の指示に従えるのか」「会社に順応できるのか」と採用担当者は不安を抱いてしまいます。また他にも、組織で働けない人がフリーランスになったのではないかと、採用担当者に消極的に捉えられる可能性があります。組織で働くと会社や上司の指示に従うだけでなく、同僚とチームを組んで仕事に取り組んだり、頻繁にコミュニケーションを取ったりする機会があります。一方でフリーランスは1人で仕事に取り組む機会が多いため「同僚と円滑にコミュニーケーションが取れるのか」「今の社員に馴染めるのか」などを心配されるかもしれません。マネジメント能力が不足していると思われているフリーランスから正社員転職を望む際、マネジメント能力が不足していると捉えられる可能性が高いです。会社員として多種多様な経験を積んできた方は、部下の指導を行ったりチームをまとめたり、また店舗やチームの売上管理などを行った経験があるかもしれません。中には役職に就き、チーム全体をまとめる仕事を経験している方もいるでしょう。マネジメント能力が高いと、チームをまとめるために「コミュニケーション能力」「提案力」「自走力」など様々なスキルの高さが期待できて、経験値の高い優秀な人材だと言えます。一方でフリーランスの場合、目の前の仕事に1人で取り組む機会が多く、マネジメント経験が乏しい方が多い可能性が高いです。店舗やチームのことを考えて仕事に取り組む機会は少なく、会社員と比べるとマネジメント能力は乏しいといえます。特に30代以降で転職活動を行なう場合、マネジメントができる即戦力が求められると、転職に不利に働いてしまいます。ただもしフリーランスでディレクターやプロジェクトマネージャーを経験している場合、正社員転職の選考で自分の経験や強みとしてアピールできます。自分自身が取り組んできた業務を振り返り、書類や面接で漏れなく伝えることが大切です。フリーランスとして働けなくなったから転職したいと思われいてるフリーランスから正社員転職を目指す場合、フリーランスとして働けなくなったことが理由だと思われてしまいます。「事業が上手くいかず収入が安定しない」「周りの人と比べて能力が不足している」というように、消極的な理由で正社員へキャリアチェンジすると思われてしまうかもしれません。収入が不安定である理由として、勉強不足、納期を守れない、健康管理が疎かになっているなど様々な事柄について懸念を抱かれる可能性があります。また他にもフリーランスの場合、専門分野に関する知識が「広く・薄い」と思われてしまう可能性があります。フリーランスはどのような業務も1人でこなす上に、収入の安定のために幅広い仕事を引き受ける方がいるかもしれません。例えば本来は得意とする技術力を活かした仕事だけに取り組みたいものの、お世話になっている企業の役に立つためならと事務や雑務なども丸ごと引き受けている可能性が高いです。そういった背景もあり、企業の採用担当者からすると、思ったよりも技術力や知識が浅いと捉えられてしまうかもしれません。フリーランスから正社員への転職が不利になる人の特徴ここからはフリーランスから正社員への転職が不利になる人の特徴として、次の3点を解説します。やってきた案件だけを職歴書に記載している人面接でのコミュニケーションに問題がある人チームでの仕事ができない人自分の特徴に当てはまるのか確認していきましょう。やってきた案件だけを職歴書に記載している人取り組んだ案件だけを職務経歴書に記載している人は、転職活動がスムーズに進まない可能性があります。取り組んできた案件をただ書いているだけでは、フリーランスとしての高い経験値をアピールできず、フリーランスを採用する魅力が上手く伝わりません。職務経歴書では、どのような案件に取り組んできたかはもちろん、エンジニアなら担当業務や開発環境、組織・役割などを明記します。企業名を書くと業務の信ぴょう性が高くなりますが、機密保持契約を結んでいる場合は書くのを避けましょう。職務経歴書は丁寧に正しく仕上げることが大切です。総務省統計局の調査によると、フリーランスの国内人口規模は209万人にも及びます。働く人の3.1%がフリーランスとして働いている計算になります。参考:基幹統計として初めて把握したフリーランスの働き方|総務省統計局多くの人がフリーランスとして働く中で様々なフリーランス人材がいて、トラブルが起きるケースも増えています。企業によっては「フリーランス=怪しい」という印象に捉えられてしまう可能性があり、職務経歴書や面接で怪しさを払拭する必要があるのです。そもそもフリーランスは最小限の開業資金や事前準備で、仕事を始めることができます。また技術・知識レベルを問わなければ誰でもフリーランスとして働き始められることが、怪しいと捉えられる理由かもしれません。しかし実際にフリーランスとして仕事が継続できたり、生活できるレベルで稼げたりする方は一定数に限ります。フリーランスは1人で全ての仕事に取り組む技術力の高さはもちろん、マルチタスクで仕事をこなせる、報酬の交渉ができる、経理・財務の知識があるなど様々な知識がないと継続することができません。ゆえにフリーランスは優秀な人材とも言えます。フリーランスとして継続して働ける優秀さを正しくアピールすることが大切です。面接でのコミュニケーションに問題がある人面接でのコミュニケーションに問題がある人は、正社員への転職が不利になる可能性が高いです。面接でのコミュニケーション能力を重視する企業は多く、どのような業界・職種であっても採用に大きく影響します。特に顧客と話す機会が多い職種である場合、コミュニケーション能力は採用に直結します。ゆえに正社員の経験が乏しくても、コミュニケーション能力が高いと採用につながる可能性があります。そもそも面接で求められるコミュニケーション能力は「伝えたいことを正しく表現し、面接官に理解してもらうこと」と「面接官の言うことを正しく理解し、返答すること」の2種類が重視されます。企業に入社すると、同僚や上司、取引先相手などとコミュニケーションを取る機会が多々あります。もし異なる意見が出てきても、お互いが納得できるように擦り合わせていかなければなりません。またコミュニケーション能力の高さは、流暢に話すことだけを指している訳ではありません。相手の話をしっかりと聞き理解した上で、丁寧に正しく返答することが大切です。話す力だけでなく、聞く力が重要と言われています。また他にも面接でコミュニケーションに問題があると「自社に馴染める人材なのか」と疑問を持たれてしまいます。上司や同僚と上手くコミュニケーションが取れず、仕事が円滑に進まないと捉えられるかもしれません。スムーズに仕事が進まないことはもちろん、組織に馴染めない人材であると、声を掛けたり相談したりといった最低限のコミュニケーションが取れなくなってしまいます。チームでの仕事ができない人チームでの仕事ができない場合、正社員転職に不利に働く可能性があります。フリーランスは個人で仕事をするイメージが強いため、チームで連携が取れないのではないかと懸念を抱かれてしまいます。企業勤めをする場合、人と関わる仕事が多数を占めています。直接的にチームで1つの制作物に取り組む仕事や、チームで連携しながら取り組む仕事など様々あるでしょう。フリーランスとして働いていた場合、チームでの仕事経験が乏しく、採用担当者に自社で働くイメージを持ってもらえない可能性があります。フリーランスのエンジニアやWebデザイナーとして働く中で、様々なチームを組んで仕事に取り組む機会がある人もいるのではないでしょうか。チーム経験がある場合は、フリーランスでしか得られなかったチーム経験を積んできた方もいることでしょう。具体的にどのようなチーム開発を行い、どのような成果が得られたのか自己分析を行った後に、面接や職務経歴書でアピールすることが大切です。もしチームでの仕事経験が豊富だと、マネジメント能力の向上にもつながります。メンバーの仕事ぶりや成果を評価したり、メンバーを育成したりするには、チームでの仕事や頻繁なコミュニケーションが必須です。チームでの仕事は、今後出世するために必要な経験といえるかもしれません。フリーランスから正社員への転職を成功させるポイントここからはフリーランスから正社員への転職を成功させるポイントを、以下の4点から紹介していきます。自分の過去の案件の棚卸をする過去の案件で実施してきたことでどのような成果を出したか確認するフリーランスから正社員への転職をしたい理由を整理するフリーランスの転職を支援している会社に相談する転職成功のイメージを湧かせて、できることから実践していきましょう。自分の過去の案件の棚卸をするフリーランスから正社員への転職を目指す方は、自分が過去に経験した案件を棚卸しすることが大切です。フリーランスとして「どのような案件に取り組み」「どのような成果を得てきたのか」をしっかりと見返し、書類や面接でアピールすることが重要です。単純に取り組んできた案件を並べるだけでなく「どのような技術を用いて案件に取り組み」「その経験から何が得られたのか」を言語化しましょう。採用担当者が書類選考や面接で「自社を志望した動機が見える」「経験を活かして自社で活躍してくれそう」と感じてくれるように、丁寧に過去のキャリアについて見直すことが大切です。そもそもフリーランスとして仕事をする中で、過去に経験した案件を棚卸しすることは、今後のキャリアを見直すことやキャリアアップにつながります。得意なことや好きなことを仕事にできるのがフリーランスの魅力のため、常に仕事のアップデートを行いましょう。案件の棚卸しは向き・不向きの確認や報酬の整理ができて、今後の仕事の方向性の確認にも役立ちます。過去の案件で実施してきたことでどのような成果を出したか確認するフリーランスから正社員への転職を志す際、過去の案件でどのような成果を出したか整理しましょう。フリーランスとして働く中で得た成果は、具体的な数値を用いる程、企業へどれだけ貢献したのか客観的に判断することができます。自社でも同様に成果を出してくれるのではないかと期待値を上げることができるでしょう。また案件から得た成果だけでなく、フリーランスとして何を得たかをアピールすることも大切です。フリーランスは自ら案件を獲得しなければならないため、営業力が必須です。営業力の高さはコミュニケーション能力、課題解決能力など様々な能力の証明になります。他にもフリーランスは自ら勉強を欠かさなかったり、経理や財務の知識が習得できたり。またマルチタスク能力が必須であり、仕事の全てが自分に降りかかるがゆえに責任感が強い方が多いです。フリーランスとして経験を積んできたからこそ、得ることができた能力はたくさんあります。フリーランスから正社員への転職をしたい理由を整理するフリーランスから正社員へ転職する場合、転職したい理由を整理することが大切です。前向きな理由であれば、採用担当者に納得されて、採用につながりやすいです。例えば「フリーランスでチームでの仕事に取り組む機会があり、皆で1つのものを作ると達成感があった」といった内容であると好印象です。フリーランスから正社員を志す理由として「事業が上手くいかなかった」「収入が不安定だった」といったネガティブな内容は避けましょう。ただし「子育てがひと段落して、時間に自由が効くようになったため」というように、正直に伝えるべき所は包み隠さず伝えた上で「フリーランスで培ったスキルをどのように活かせるか」「自分が持つキャリアや技術で企業にどの様に貢献できるか」などポジティブにアピールすることが重要です。また面接ではフリーランスになった理由を質問される可能性があるので、合わせて整理しておきましょう。「自分の力を試してみたかった」「専門的な技術を身に着けたい」「社会貢献をしたいと考えた」のように、こちらもポジティブな理由であると印象が良くなります。一方で「人付き合いが苦手だから」「自由に働きたいから」と答えると、正社員には向いていないと捉えられてしまう可能性があるので注意が必要です。また正社員への転職を目指す場合、フリーランスが活躍できる職種を選ぶ点もポイントとなります。フリーランスで取り組んできた業界や職種はもちろんですが、異業種に進む場合は、営業力が活かせる職種や主体性の高さが活かせる職種であると、志望動機や自己PRの説得力の高さがアピールできて、採用にもつながりやすいです。フリーランスの転職を支援している会社に相談するフリーランスの転職を支援しているサービスに相談することで、効率的に正社員転職が進められます。フリーランスから正社員への転職は一般的な転職と異なるため、注意するポイントやコツが掴みにくいものです。もしフリーランス転職に詳しいプロのサポートを受けることができると、自分のスキルや経験が活かせる企業への転職が目指せます。そこでおすすめしたいサービスが、フリーランスの転職に特化した転職エージェント「フリーランス転職」です。フリーランス転職は、日本最大級のクラウドソーシングサービス・ランサーズの系列サービスです。ランサーズで取引実績のある企業が、限定で求人を出していて、特別な求人・企業と巡り合える可能性があります。またフリーランス転職なら「どのような企業なら自分の強み・スキルが活かせるのか」と悩んでいる方に向けて、フリーランスの転職に詳しいプロのキャリアアドバイザーが、これまで培ってきた経験や実績を活かせる企業を紹介してくれます。フリーランス転職なら、フリーランス報酬と同水準での年収で、正社員転職を支援してきた実績があります。一人ひとりの実現したいキャリアやライフステージに応じて求人を提案・交渉します。専属のキャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングした上で、企業へ推薦してくれるので安心です。さらにサポートは内定獲得後も続き、必要に応じてキャリアアドバイザーからの定期的なフォローやキャリアコーチングなどで新しい働き方を支援してくれます。正社員に踏み出した一人ひとりの見方になってくれるでしょう。フリーランスから正社員への転職方法ここからはフリーランスから正社員への転職方法を、以下の3点から紹介していきます。知人や友人に紹介してもらう稼働している案件元に打診をする専門のエージェントを使う1点ずつ詳しく確認していきましょう。知人や友人に紹介してもらうフリーランスから正社員へ転職する方法として、知人や友人からの紹介があります。紹介者の推薦という点がひとつの評価ポイントとなり、選考が有利に進められることが多いといえるでしょう。ゆえにフリーランスから正社員を目指すのは難易度が高いと言われる中、選考がスムーズに進みやすいです。また知人から社風や福利厚生、人事制度などをあらかじめ確認しておけば、事前にミスマッチを防ぐこともできます。面接で採用担当者に質問するよりも、遠慮なく詳細まで確認することができるでしょう。一方で知人や友人の紹介で転職する場合、内定辞退がしにくいことが懸念点としてあります。選考途中で企業の社風と合わないと感じたり、他の企業への入社を決めたいと感じた場合、紹介してもらった手前、断りにくいかもしれません。万が一企業が合わないと感じたら失礼のないように、早めに内定辞退を申し出るように心掛けましょう。また知人の紹介の場合、他の企業との比較ができないまま入社を決めてしまうことになりかねません。転職はキャリアアップや視野を広げる貴重な機会です。転職の機会に自己分析を丁寧に行ったり、様々な企業の情報を集めたりして、慎重に転職活動を進めていきましょう。稼働している案件元に打診をするフリーランスから正社員への転職を望む場合、稼働している案件元に打診することもひとつの方法です。フリーランスとして既に稼働している企業であれば、仕事の流れについて把握できているため、転職後にもスムーズに仕事が進められます。また社風や人間関係についても、フリーランスとして働く中である程度把握できているため、全く合わないという事態に陥ることがありません。さらに企業側からもメリットが多く、仕事ぶりや人柄を既に把握できている点が魅力です。ゆえにお互いにミスマッチが起こりにくくなります。一方でデメリットとして、もし途中で他に魅力的な企業が見つかった場合、断りにくいことがあげられます。フリーランスとしてお世話になった企業なので、失礼のないように対応しましょう。選考辞退や内定辞退が決まった段階で速やかに、また丁寧に連絡をいれることが大切です。専門のエージェントを使うフリーランスから正社員への転職を望む場合、専門の転職エージェントを使うと効果的です。転職エージェントにはプロのキャリアアドバイザーが在籍しているので、求人紹介や書類添削、面接対策など様々なサポートを受けられます。転職エージェントは年収交渉を行うサービスもあり、フリーランスとして高報酬を得ていた方でも安心して任せられます。ただ転職エージェントはサポート内容や取り扱う求人が様々なので、自分に合ったサービスを活用することが大切です。転職エージェントの中でも、フリーランスから正社員への転職を目指す方へおすすめなのが「フリーランス転職」です。フリーランス転職は、業界最大級のクラウドソーシングサイト・ランサーズの系列サービスで、2024年4月にリリースされた新しいサービスです。ランサーズの調査によると、正社員登用を希望するフリーランスは約30%、企業側が正社員採用を希望する案件は約10%存在します。双方のニーズに合わせたサービスを作りたいという背景から、フリーランス転職が誕生しました。ランサーズのフリーランスサービス「ランサーズエージェント」で取引実績のある企業から採用支援の依頼を受けているため、多様な求人紹介が可能です。多くの求人の中から、一人ひとりに合う提案を受けられるでしょう。特にランサーズを利用していた方なら、具体的なスキルやクライアントからの評価を用いた推薦が可能。フリーランスとしての実績を有効に活用して、アピールすることができます。正社員への転職に興味・関心があるフリーランスの方は、まずは転職相談から気軽に参加してみてはいかがでしょうか。